最近は、毎月はじめともなると、必ずと言っていいくらいに
「今月は○○が値上げになります」といった
ニュースを目にすることになり、辟易させられますよね。
逆に値下がりするものなんてあるの?!
このまま物価がだんだんと上がっていって、
さらに消費税増税が実施されることになると、
いつか生活が破綻してしまってもおかしくない!
と心配になってしまうものです。
そこで、今回は、シンプルに生活することによって、
無理なく無駄なく自然と節約生活が実現できるような
裏ワザのあれこれをご紹介させていただきたいと思います。
そもそもシンプルな生活とは?
誰もがシンプルな生活と聞いてイメージするのは、
ひとり暮らしをして、ワンルームタイプのマンションに住んで、
衣類やモノは極力クローゼットの中に収納してあって、
スタイリッシュな家具家電に囲まれたお部屋ではないでしょうか。
そして、小さめのキッチンで最小限度の自炊をして、
掃除や洗濯といった家事は、休みの日にまとめて行なう。
確かに、これは一つのシンプルな生活の例であると言えます。
ですが、何もひとり暮らしでなければ、
シンプルな暮らしができないわけではありません。
たとえ家族がいても、シンプルな生活を送っている人もたくさんいます。
シンプルな生活のために絶対に守りたいルールとして挙げられるのは、
- 極力モノを置かない&持たない
- 使わないものは捨てる
- 散らかしたらすぐに片付ける
- 部屋の色味やインテリアを統一する
といったことがあります。
こうしておくだけで、常にお部屋の状態を快適
かつ衛生的に維持することができ、シンプルライフを実現することができます。
小さなお子さんがいて、なかなか家事ができないといった場合であっても、
すぐに片付けができるような収納を利用するだけで、
モノに支配されることのない、ゆとりある空間と時間を手に入れることが可能ですよ。
シンプルに節約するなら目指すべきはミニマリスト
シンプルに生活しながら節約しようと思われるのであれば、
ぜひミニマリストを目指してください。
ミニマリストとは、最小限主義者とも訳される人々を指す言葉で、
極力モノを持たないで生活することを信条としています。
モノを持たないとなると、モノが壊れてしまい、
結果無用の長物となることもありませんし、
基本的にモノを買うこともなくなるので、
知らないうちに節約につながっていることもしばしばです。
もはや達人の域におられるミニマリストに至っては、
冷蔵庫やテレビ、布団やベッドも部屋に置かないそうです。
こうなってくると、ちょっと真似することは難しいですが、
居住人数を考えて、多すぎる食器やタオルなどの日用品は、
すぐにでも断舎離することが、シンプルを突き詰めていくための
最初の登竜門であると言えそうです。
節約生活にあったら便利なおすすめの日用品
とは言うものの、節約生活を送るために
どうしても入手しておきたい便利グッズもありますよ。
たとえば、フライパンやハンガーラック、
耐熱性のある密閉できる容器やボディーソープや石鹸は
おすすめの節約用品であると言えます。
フライパンは食材を焼いたり炒めたりするだけでなく、
そのままお湯を沸かすこともでき電気ポットの代用とすることができます。
また、ハンガーラックも洗濯物を乾かすために利用するだけでなく、
ベランダや日の当たるところまで移動させて布団を干すのにも使えます。
雨の日はそのまま室内洗濯物干しとしても重宝します。
耐熱性のある容器も、電子レンジ加熱ができ、
密閉性のある蓋が付いていれば、
そのまま冷蔵庫保存するときにラップを使わなくてもよく経済的です。
また食べるときには、
そのまま温めて直して食器としても使うことができ、
これ1つがあれば、お皿やラップが必要ないのと同時に、
食器洗いするものが減り、水道光熱費も節約できます。
ボディーソープや石鹸も、身体を洗うだけでなく、
髪の毛や食器を洗うこともできます。
極端ですが、家の中の汚れから身体や髪を洗うといったことまで、
すべてボディーソープと石鹸だけでも支障はありません。
節約に直結するシンプルな生活習慣
節約に直結するようなシンプルな生活習慣なんてあるのだろうかと
疑問に思われるかもしれませんが、じつはちゃんと存在しています。
たとえば、トイレットペーパーは、
最安値で買ったシングルタイプのものを使い、
一回に使う長さを自分なりに設定しておく
といったことも節約につながる習慣と言えます。
水道の蛇口も何秒以上は流さないようにするとか、
お風呂の残り湯は植物の水やりと洗濯機で使い切るですとか、
使用済のコーヒーの粉は、玄関で消臭や就寝時のアロマとして
再利用するといったことも節約につながります。
何よりも買い物するときは100円ショップで購入できるかどうか、
また100円以下で別のお店で販売されていないかといった
リサーチをする習慣も節約上手になることのできる方法です。
そのためには、日頃から物価や市場の相場
について知っておくことが肝心です。
値付けされている価格が、安いのか高いのか分からないようでは、
なかなか節約することができないからです。
同じものを揃えること&なるべく捨てることがシンプルの極み
家具や家電は同じメーカーのものだったり、
色味・素材・デザインを統一させることが、
よりお部屋をシンプルに見せることができ、節約生活にも良い影響があります。
たとえば、同じメーカーで揃えておけば、修理が必要になったり、
買い替えなければならなくなったときにも、お部屋の統一感を損なう恐れがりません。
ほかにも、モノをなるべく置かないで収納しておくことも、
お部屋をシンプルに見せるためのとっておきの裏ワザです。
お部屋がシンプルにまとまっていれば、
その調和を乱してしまうようなモノを新たに買ってしまう
といった行為を必然的に避けるようになります。
そのように、[marker]「持たないこと・買わないこと」[/marker]が、節約に役立つのです。
なお、収納しているものについても、ずっと収納しっぱなしの状態でしたら、
捨てることを検討してもいいかもしれませんよ。
まとめ
シンプルな生活をするには、逆にお金がかかりそうで、
節約なんか夢のまた夢なんじゃないか
といった誤解をしてしまいそうになりますが、今回の記事を読んで、
そうではないといった事実がお分かりいただけたのではないでしょうか?
シンプルな暮らしと言っても、人によって世帯人数から年代、
生活レベルまでさまざま異なっているものです。
自分に合った方法でシンプルさを実現させつつ、
身の丈にあった節約ができれば、
まさに願ったり叶ったりな「理にかなった生活」を送ることができると言えます。
あなたらしく賢く生きるための裏ワザとして、
ぜひ今回ご紹介した方法を参考になさっていただければ幸いです!
コメント