“子供は全然言うことを聞いてくれない”
“旦那は子育てを手伝ってくれない”
毎日、積もり積もったストレスを発散するために買い物にはしるママたち。
“買い物がやめられない”
“欲しい訳じゃないのに買ってしまう”
“自分じゃ止められない”
そんなあなたは買い物依存症になっている可能性があります。
子育て中であまり外出ができなくても、
最近は、ネットショッピングでも簡単にクレジットカード決済ができてしまいます。
そんな背景もあり、[marker]子育て中の主婦に買い物依存症が増えている[/marker]のです。
今日は、買い物依存症について調べてみました。
子育てのストレスで買い物依存になっていませんか?
主婦が買い物依存症になってしまう家庭は、旦那に対するストレスや子育てのストレスで
お母さんに不満があることが多いといわれています。
私の知人で、旦那さんが奥さんに子育てを任せっぱなしで、ほったらかしにしていた所、
奥さんが知らぬ間にクレジットカードで数百万もの借金を作っていて離婚した人がいます。
まさにその奥さんは、子育てのストレスで買い物依存症になっていたのです。
借金をしてしまった奥さんが悪いような感じですが、
その原因は、旦那さんが子育てを手伝わなかったからですよね。
この旦那さんは、離婚する前にそういえば最近、
奥さんがブランドものや高価なものを身に着けるようなり、
物持ちがよくなったような気がすると感じていたそうです。
[marker]気づいていたのに何もしなかった結果[/marker]がこれです。
本人が自分は買い物依存症であることを自覚することも大事ですし、
周りも気づいてあげなければなりません。
依存症とは、[marker]やめようと思っても、自分ではやめることができず、[/marker]
[marker]そのことに日常生活が支配されてしまっている状態[/marker]のことをいいます。
アルコール依存症やギャンブル依存症などをよく聞きますが、
そのターゲットが買い物になっている場合に買い物依存症と呼ばれます。
買い物依存症は、精神疾患としての根拠が不足していて、
ICD-10やDSM-5には診断名の記載がありません。
要は、買い物依存症は正式な病名ではないということになります。
※ICD-10:世界保健機関による疾患分類
※DSM-5:米国の精神医学会が作成する精神障害の診断と統計マニュアル
しかし、[marker]買い物依存症は、散財で人生を狂わせてしまう可能性がある重篤な心の病気[/marker]です。
自分だけでなく、家族や親、友達にまで迷惑をかけてしまい、
信用や人間関係も失ってしまうこともあります。
いったん依存症になってしまうと、
[marker]自分の意志でコントロールするのがとても難しくなります[/marker]。
その行為、買い物ならば、それによって脳が一時的に興奮したり、
ストレスを和らげたりする感覚を覚えてしまうと、
脳はどんどんそれを求めるようになり、そういう回路ができあがってしまいます。
買い物をすることによって、一時的にストレスを緩和して生き延びようとしているのです。
これは、性格や本人の意思が弱いなどは関係がなく、脳の問題なのです。
では、買い物依存症のチェックリストをあげてみます。
□買い物をしているとき、気分がハイになる
□買い物をしないと気分が落ち着かない
□欲しい訳ではないものを買ってしまう
□同じものを大量に買ってしまう
□買ったものが開封されずにそのまま置いてある
□借金をして買い物をしてしまう
□買い物をした後に後悔したり、自分を責めてしまう
このチェックリストに当てはまる項目が多い人は、
買い物依存症の可能性が高いかもしれません。
買い物依存症の人は、買うという行為が目的であり、物には興味がない場合が多いのです。
買い物依存症を治すにはどうしたらよいのか?
買い物依存症の原因が子育てのストレスであれば、それを解消しなければなりません。
まずは、一番身近な旦那に話してみるのがいいかと思われます。
旦那に相談できれば、今の自分の状態を正直に話し、
その原因が子育てのストレスだということを理解してもらい、協力してもらいましょう。
しかし、理解のある旦那さんであればいいのでしょうが、
買い物で散財してしまっているので、
言いにくかったり、文句を言われてしまったりなどあるかもしれません。
そういう場合は、無理して旦那に相談する必要はないと思います。
本当は一番、旦那に助けてもらいたいところですが・・・
自分で気掛けたいこともあります。
- クレジットカードを持たない
- 本当に必要なものだけをリストアップする
- 衝動買いしない
しかし、クレジットカードなどで大きな借金を作ってしまっているような場合は、
[marker]自分の力ではどうすることもできない状態[/marker]になっています。
そんな時は、専門機関のカウンセリングを受けたり、
自助グループに参加することをおすすめします。
専門機関とは、以下のような所があります。
- 保健所
- 精神福祉センター
- 心療内科
- 精神科
自助グループとは、何らかの問題を抱えた当事者や家族がお互いに支え合って、
問題を乗り越えようと活動している集まりです。
専門機関も自助グループも、インターネットなどで探すことができます。
子育てのストレスで買い物依存症【まとめ】
自分でおかしいと感じたら、ひとりで悩むのではなく、
手遅れになる前に行動を起こすことが大事です。
- 一番身近な旦那に相談する
- 子育てを協力してもらう
- クレジットカードを持たない
- 本当に必要なものだけをリストアップする
- 衝動買いしない
しかし、買い物依存症になってしまうと、自分で克服することは非常に難しくなります。
- 本人や家族が苦痛を感じている
- 生活に支障が出ている
買い物依存症を治すには、専門機関で治療するのが最もおすすめです。
- 専門機関のカウンセリングを受ける
- 自助グループに参加する
自分がこのようになってしまったことは、決して恥ずかしいことではありません。
まずは、身近な人でもいいので勇気を持って話してみることから始めましょう。
ひとりでがんばらなくていいのです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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