節約生活するなら食費をやりくりすべし!でもどうして?

食費を見直して上手に節約生活

節約しようと思ったとき、

最初に何とかしなければならないと手を付けようと考えるのは、

贅沢品であったり、嗜好品、あるいは趣味といった大きな金額に

なりそうなものが一般的です。

 

そして、それらをあきらめてやりくりすれば、

節約はどうにかなるといった発想につながるものです。

 

ですが、この方法だと、

しなければならないことや本当は必要なことを省いて、

じつは、どうでも良いことに、だらだらと湯水のごとく

お金を費やしてしまうことになってしまう可能性があります。

 

そうなると、木を見て森を見ずの結果となってしまうのです。

無理な節約ではなく、デキる節約をするには、

やはり食費をそっちのけにするわけにはいきません。

 

今回は、そんな上手に節約生活を心がけたい人に向けて、

知っておきたい食費のやりくり方法や食費にまつわる

よもやま話をご紹介させていただきたいと思います。

 

目次

そもそもどうして食費の見直しが節約につながるの?

食費の見直しが節約につながる理由

たとえば、固定費である水道光熱費やスマホなどの通信費から手を付けたら、

きっと節約できるに違いないと意気込んでみても、

なかなか現実的には難しい実情でしょう。

 

人は生活そのものに苦痛やストレスを感じると、

心身ともに疲弊してしまいます。

 

そして、楽しくない・つまらない、だから何もしたくないと、

あらゆることがおろそかになってしまいます。

 

そうなれば、病気がちになってしまいますし、

今度は医療費まで発生するといった顛末に陥ってしまい、

元も子もなくなってしまいます。

 

そうならないために、手を付けてしかるべきは固定費ではなく、

流動性が高く、しかも毎日必ずいただく[marker]食べ物=食費[/marker]とすることが重要だと言えるのです。

 

とくに、同じ食材でも、鮮度やメーカー、産地によって

随分と値段が違ってきますので、そのときどきに最もリーズナブルなものを

購入するだけで、全く同じレシピを劇的に安く作ることができますよ。

 

それこそが、じつは食費マジックなのです。

 

食べてもいいもの・食べてはいけないものの基準って?

節約生活で食べてはいけないもの

少し誤解を招いてしまいそうな表現ですが、

健康志向と節約のためには、食べなくてもよいものがあるという意味です。

 

たとえば、3大栄養素はきちんと毎日摂りたいものですが、

スナック菓子や脂質たっぷりの揚げ物、

ケーキやアイスクリームといったデザート類などは、別

に食べなくても生きていくことができますよね?

 

そういったもののことを「食べてはいけないもの」

とカテゴライズしています。

 

食べてはいけないものには、食品添加物がたくさん含まれていたり、

塩分や糖分が多いので、生活習慣病のリスクが格段に高くなります。

 

またアレルギーの原因にもなることもあります。

 

そういった基準を以て、食べていいものだけを厳選して購入していくことが、

まさに節約しながら美容と健康まで手に入れるという一石三鳥の方法となるのです。

 

ひとくくりに「食費」と言えどもさまざまあります!

ママ友と外食する主婦

昔は、コンビニもなく、また今のようにお惣菜や冷凍食品も

ありませんでしたので、食費といえば、

外食か内食(自炊)かどちらかのことを指したものです。

 

ですが、今の御時世、内食・中食・外食・惣菜や

食材宅配・弁当宅配など選択肢もたくさんあり、

単に「食費」とひとくくりで語るには、種類があり過ぎるほどです。

 

中でも、外食が最もコストパフォマンスが悪いので、

見直すべきは言うまでもなく外食ということになります。

 

あとは、家族の人数や年齢層、

買い物できるお店があるかどうかなど個別の事情によって、

自分に見合ったものを利用することが節約する上では大切だと言えます。

 

同じ一人暮らしであっても、20代の若者と後期高齢者とでは、

食べる量も内容も異なりますので、前者はコンビニと中食で良かったとしても、

お年寄りがそれで満足できるかどうかは疑問が残ります。

 

毎日配達してくれる宅配弁当を利用することの方が、

安否確認の意味も含めて、得られるメリットが大きかったりする場合もあります。

 

毎月食費1万円以下でやりくりしている人もいる!

毎月1万円以下の食費でやりくりする主婦

驚くべきなのが、実際に毎月の食費を

1万円以下でやりくりしている人がいるという事実です。

 

もちろん、一人暮らしの人なら、

上手にやればできないこともなさそうですが、

上級者ともなると、育ち盛りの子供を含めて家族4人で月の食費1万円以下

達成してしまうというのですから、まさに神ワザとしか言えませんね。

 

そんなやりくり上手な方の節約方法を調べてみたところ、

涙ぐましい努力を垣間見ることができました。

 

たとえば、家庭菜園をして極力鮮度の良い野菜や果物をタダで手に入れたり、

常に特売情報にアンテナを張り巡らせておく。

 

さらには、家族総出で人海戦術によるお買い物を決行したり、

本来捨ててしまいそうな野菜のクズや芯、皮も全部食べる、

無料でもらえるものは何でももらって上手に日々の献立に

採り入れるといった工夫をしているようでした。

 

つまり、やり方次第では、家族がいても、

食費を1万円以下に抑えられるようです。

 

とはいえ、昔とは違って冷凍技術が発達していますので、

きちんと下処理をしておけばだいたいの食材が冷凍保存できます。

 

安いときにまとめ買いをしておくだけでも、

随分食費節約ができますので、おすすめです。

 

食料品に軽減税率が導入されるとどうなる?!

食費に軽減税率が適用された結果

現在のところ、消費増税は予定通り実施されることとなりそうですが、

その場合でも、食費だけは軽減税率の対象となることがわかっています。

 

具体的には、スーパーなどで買う食品・食材については今までどおりの8%、

それ以外のところで10%になったり・ならなかったり、

個別に複雑な分類がされることになる模様です。

 

もちろん、節約中の方は、8%で食材をゲットできる

内食という手段を利用しない手はありません。

 

変な話ですが、全く同じものであっても、

買って(持って)帰れば税率は8%で、

その場で外食すれば10%の税率がかかるのです。

 

となると、まずはスーパーなど持ち帰りができる

お店を優先すべきであることは、当然の帰結となりそうですね。

 

まとめ

食べることは、寝ることや息をすることと同じで、

「どうして食べないといけないの?」なんて思ったりしません。

 

でも、人間誰しもお腹が減るもので、食べなければ生きていけません。

 

だからこそ、毎日欠かすことのできない食事の費用、

すなわち食費を見直すことが節約に直結するわけです。

 

私たちは、今、恵まれたことに、飽食の時代に生きています。

 

世界には全く食べ物がない中で生きている子どもたちもいるのにです。

 

ただでさえ、節約しようとたくさん食べ物を買い込んでしまって、

使いきれずに期限切れになって廃棄する(いわゆる「フードロス」)など

食べ物を無駄にすることは節約が失敗してしまい、本末転倒だと言えます。

 

食べ物を大切にするという心がけは、長い目で見ると、

知らず知らずのうちに節約できますので、まさに良いこと尽くめなのです。

 

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