そもそもDINKSとは?増えた背景って?
そもそも[marker]DINKS[/marker]とは
[marker]「Double Income No Kids」[/marker]の頭文字をとって作られた造語です。
つまり、夫婦が二人共働いて収入があるけれど、子供がいない状態を指します。
DINKSが増えた背景には、政府の働き方改革などによって
女性も社会進出するようになったためだと言われていますが、
実際のところ、夫婦共稼ぎでなければ、家計が苦しいからだったりします。
ちなみに、 [marker]DEWKS[/marker]というと「Double Employed With Kids」の略で、
共働き子育て世帯のことを指します(ウォーキングトレーナーではありませんよ!)。
多くの家庭が、DEWKSかDINKSのいずれかに該当し、
りょうこさんのような子育て専業主婦家庭はだんだんと少なくなりつつあるのです。
お金が貯まりそうは幻想に過ぎない
夫婦がそれぞれ収入を得ているのであれば、
さぞや優雅な暮らしぶりだろうと思われがちですが、結局のところ、
子供がいない時間や寂しさのようなものを紛らわせたり、
穴埋めするために、要らぬ出費をすることもあります。
したがって、なかなか塵も積もれば山となるように、
貯金が増えないのが現実です。
ペットが夫婦の”かすがい”になる
夫婦が自立してお互いに職業を持っているからこそ、
理解ある良きパートナーとして付き合っていくことができるのも事実ですが、
常に休日や勤務時間が一緒になるとは限りません。
そのため、一人で過ごす時間も多くなり、
どこか物寂しい気持ちになることもしばしばあります。
そんなとき、ワンちゃんや猫ちゃんといったペットがいれば、
2人の関係性に変化が出てきて、楽しく過ごせるでしょう。
独立採算制を採っている DINKSも珍しくない
DINKSは、夫婦それぞれが別々にお財布を管理している場合が良く見られます。
というのも、日本には外国のように「共同名義」で
預貯金口座を持つことができないことと関係があるようです。
また、生活費として夫か妻いずれかの口座に
2人で入金していく方法を採っているDINKSもいれば、
家賃や光熱費は夫、食費は妻といった分担をしているDINKSもいます。
身軽に動ける&大人だけで楽しめる
子供に掛かる養育費や教育費だけでなく、
「育児の時間」が発生しないので、
休日は趣味や娯楽、旅行などを楽しむことができます。
夜遅くなりそうなバーや居酒屋といった
場所にも気兼ねなく行くことができますし、
オールナイトで遊ぶことも可能です。
とはいえ、同年代の周りの友達がDINKSではない限り、
付き合ってくれる友達は少なくなってしまいます。
だから、DINKSはおひとりさまで行動を始める
こととなってしまいがちなのです。
老後の心配
DINKSは、将来どちらか残された方が、一人っきりになってしまったとき、
「独居老人」になってしまう不安があります。
自分たちの面倒を見てくれる子供がいないだけでなく、
先祖代々のお墓をどうするかといった問題からも目をそらすこともできません。
さらに、介護が必要になったり、身体が不自由になった場合、
自分の生活がどうなるのか、先立つものがあれば別ですが、
そうでなかったら目も開けられないのです。
結構、DINKSを取り巻く老後問題は深刻だったりします。
住まいはコンパクトな空間だけでOK
DINKSの住居は、夫と妻のプライベートスペース、
それにリビング・ダイニング・キッチンがあれば、それ以上の部屋は必要ありません。
部屋が多いとむしろ、ものが増えていく一方ですし、お掃除も大変です。
あとは、通勤しやすい駅チカ物件を探したり、
分譲にするのか賃貸にするのかといったところは人によりけりでしょう。
もちろん、ペットと住みたいDINKSは、賃貸であれば、
ペット飼育可の物件かどうか事前にチェックしておくことを忘れないで!
無駄のない理想的な暮らしが実現できるのは、
DINKSの最大のメリットかもしれませんね。
まとめ
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