お酢は消化機能を高めたり、内臓脂肪を減らしたり、
疲れを取ってくれるだけでなく、ヘルシーで美容効果も高い調味料です。
今回は、そんなお酢を上手に取り入れたアレンジレシピを
ご紹介させていただきますので、ぜひあなたの暮らしにお役立てくださいね。
まろやかさのコツはお酢!手羽先のさっぱり煮
手羽先は、ビタミンやナイアシン、コラーゲンといった
栄養がたっぷりなので女性にとってうれしい食材と言えます。
もちろん主婦のあなたが、家族の健康を考えるときや、
家計を節約したいときにも、積極的に作っていただきたいのが、
お酢を使った手羽先の煮物です。
このお料理のポイントは、とにかく「お酢」の存在感となります。
そして、お酢の香りが苦手な方でも、お酢そのものの
尖ったところが加熱によってまろやかになりますので、おすすめです。
そんな鶏手羽先のさっぱり煮の作り方は、次のとおりです。
次に、濃い口しょう油・みりん・お酒・お砂糖を入れて、ひと煮立ちさせます。
ある程度、なじんできたのが確認できたところで、最後にお酢を回しかけます。
お酢を入れたあとは、火を止めて、しっかりと手羽先に味が染み込んでいくのを待ちましょう。
最後に、カレー粉を少し加えてみたり、ブラックペッパーで風味を出してみても、
オリジナルさっぱり煮とすることができ、食欲が刺激されること間違いありません。
あの回転寿司店でも大人気!酢飯カレー
某回転寿司のチェーン店に登場したときは、思わず目を疑ったほどでした。
というのも、お寿司のシャリ、つまり酢飯が西洋料理の
カレーに合うはずがないと思ってしまったからです。
ですが、これが意外とイケる!ということが知られるようになり、
今では人気商品になってしまったというから不思議ですよね。
そんな酢飯カレーの作り方ですが、いつもより水を少なめにして、
ちょっと固めに白ごはんを炊いておきます。
ごはんを桶などに広げて、粗熱を取り、
少量ずつお酢を入れて、切るようにしてなじませていきます。
料理の工程は、たったのそれだけでOKです。
あとはお好みの具材の入ったカレーをかけてお召し上がりください。
とくに、おすすめなのは、せっかく酢飯を使っているので、
エビやイカといった魚介類や、れんこん・里芋・絹さややオクラといった
和テイストを感じることのできる野菜を使ったカレーを合わせると統一感が出てきますよ!
かけて混ぜるだけ?!酢納豆
お酢をただ納豆に入れるだけという、
レシピというにはあまりにも貧弱なものですが、
これが絶品といえるほどおいしいので、今回取り上げさせてもらいました。
いちおう酢納豆にも2種類あって、タレや付属のカラシを入れるものと、
完全にお酢だけしか使わないものです。
どちらもおいしくいただけますが、
ごはんと合わせて食べるときにはタレやカラシを使う方が旨味が増します。
お酒の肴に一品料理として出したり、糖質・塩分が気になるようでしたら、
お酢オンリーでお召し上がりいただいてもシンプルにおいしいですよ。
お酢で簡単ヘルシー!大根の甘酢漬け
甘酢漬けとは、いわゆる和風ピクルスのようなもので、
お酢が良い仕事をしてくれる常備菜レシピとしては
右に出る者がいないことでも知られています。
そんな甘酢漬けに大根を使用すれば、あっという間に作れちゃいますし、
お弁当の空きスペースにも使うことができ、大変重宝するんです。
作り方は、大根をいちょう切りあるいは短冊切りにしておき、
お酢と砂糖・塩で作った溶液の中に浸けます。
そこに、お好みで柚子の皮や鷹の爪などを入れて、
冷蔵庫に入れておくだけで完成します。
火も使わないし、放ったらかしていてもできてしまいますので、
忙しいときでもパパっと手間いらずですよ。
もちろん、キャベツやきゅうり、ミョウガといった野菜でも作れますので、
あなたなりの食材でいろいろ試してみてくださいね。
酸っぱ辛さがくせになる酸辣湯
あまりなじみがある料理ではありませんが、酸辣湯というのは、
お酢がベースになった中華スープのことで、味の特徴はズバリ「酸っぱ辛いこと」です。
そのため、苦手な方もいらっしゃいますが、
ハマってしまえばもう酸辣湯のない人生は考えられない!
というくらいにのめり込んでしまう料理とも言えます。
私なんかは完全に後者の部類です。
そんな酸辣湯の作り方ですが、
中華料理の素として市販のものを使ってもよいですし、
にんじん・しいたけ・豚肉・ねぎといった具材をお湯に入れ、
そこへお酢とラー油、中華スープのもと、醤油、黒胡椒などで味を整えていきます。
ひと煮立ちしたところで、片栗粉でとろみを付けたら、
最後に溶き卵を回し入れてできあがりです。
そのままお召し上がりいただいてもおいしいですが、
丼のようにして、ごはんと合わせて食べても
やみつきになること間違いありませんよ!
まとめ
お酢は、血圧を下げる働きやガンの予防にも効果があるとされています。
なかなか日々の食事にお酢を取るということを
習慣とすることは、難しいものですよね?
そんなときにこそ、いつもの酢の物や酢豚だけでなく、
ちょっと変わった使い方で、お酢の新たな魅力に気づくことができれば、
あなたも「毎日の健康習慣」として続けられるかもしれませんよ。
コメント