最近は、カーペットや畳の部屋よりも、
もっぱらフローリングのお部屋が多くなってきた住宅事情により、
掃除のやり方も昔とは少しずつ違ってきています。
とはいえ、フローリングはすぐにホコリが出てきてしまい、
足の裏がベタついてしまった不快な気持ちにさせられることも少なくありませんよね?
今回は、そんなお嘆きをお持ちの方に向けて、
フローリング掃除をするとき、おすすめしたい要領の良い掃除方法と、
選りすぐりの5つのコツについて、ご紹介させていただきたいと思います。
まずは、ホコリや髪の毛などを乾拭き
最初のステップとして、表面に付着している汚れを
乾拭きで吸着していくことが肝心です。
いきなりウェットシートなどを使ってしまえば、
汚れやゴミを広げてしまうことになり、
いつまでたってもフローリングがキレイになることがありません。
ホウキを使ってもいいですし、フローリングシートを使っても
ホコリや髪の毛を集めたり、絡め取ることができます。
お掃除ロボットを使われる方は、
どうしても部屋の四隅のホコリが残ってしまいますので、
角だけは自力で掃除するように気をつけてください。
水拭きで、表面の油汚れを落とす
ほこりや髪の毛を取ったら、次は、水拭きです。
意外と、裸足で歩くことによって、フローリングには脂分が付着していたり、
食べ物や水滴で汚れていることがあるからです。
水拭きも、モップを使ってもいいですし、
ウェットタイプのフローリングシートを使うこともおすすめです。
その際、なるべく力を入れて、表面を磨き上げるようにすることがポイントです。
しつこい汚れには、クエン酸やお酢がいい?
水拭きしてみたものの、やはり、どうしても取り切ることのできない
しつこい汚れや頑固なシミはあるものです。
そんなときは、自宅にあるクエン酸やお酢を使うと、
力を入れてゴシゴシこすらなくても、簡単に汚れを落とすことができます。
また、刺激の強い薬剤ではないので、
健康を害する心配もなく、頻繁に使用することができるのも助かりますよ。
忘れがちな「溝」のお掃除
見た目がキレイになったからといって、
実は、まだ汚れが残存していることがあります。
それが、いわゆるフローリングの「溝」の部分です。
凹んでいる形状のため、
どうしてもホウキやフローリングおそうじシートでは、
汚れに届かなくて、細かいゴミが残ってしまうのです。
そこで、おすすめしたいのが、
爪楊枝や竹串にウェットティッシュなどを巻き付けて、
1本1本丁寧に汚れを落としていく方法です。
とはいえ、畳数やフローリングのお部屋の広さによっては、
途方もない労力がかかってしまい、一日仕事になってしまう恐れも出てきてしまいます。
そんなときは、掃除機で、細かな溝にも入り込むことのできるような
ノズルアジャスターを付けて、一気に吸い込んでしまうというのも
一つの時短のコツであると言えます。
できればワックス掛けも!
最後に、できることなら、
フローリングのワックス掛けを行って、仕上げることがおすすめです。
というのも、もともとフローリングは、
ワックスをかけて仕上げられているものだからです。
ツヤ出し効果だけでなく、
汚れが付着しにくくなるようコーティングされているのですね。
もちろん、業者に依頼すれば、
キレイに仕上げてもらうことが期待できるだけでなく、
手間暇をかけなくても良いですね。
とはいえ、料金がかかってしまいますので、
簡単に依頼できるものではありません。
というわけで、自分でやってみるということも
費用を安くできる方法であると言えます。
何か専門的な知識やテクニック、
機材やアイテムが必要なのではないかと思われている方も少なくありませんが、
じつは、決してそんなことはありません。
今は、100円ショップという強い味方がいるからです。
大概のものは、100円ショップに行けば、揃えることができ、
フローリングのワックス掛けグッズについても、普通に販売されています。
具体的には、ワックスそのものや雑巾があれば、
誰でも簡単にワックス掛けができちゃいます。
ほかにも、すでにワックスが染み込ませてある大変便利なスポンジなども
売っていたりしますので、見つけたときには、ぜひゲットしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
本気でフローリングを掃除しようとすれば、
今回ご紹介したようなプロセスを経ることが肝心です。
確かに、大変なのも事実ですが、一度これらを行なっておけば、
その後のお掃除やお手入れが断然楽になります。
また、注意していただきたいのは、
ワックスは時間とともにまた落ちてきてしまいますので、
定期的に用いる必要があるということです。
落ちてきたワックスによって、
フローリングの表面がベタベタしてくることもありますので、
その点だけ気をつけておきましょう。
フローリングがキレイなだけで、
お部屋全体が光り輝くような、見違える空間とすることができます。
以上、今回は、まだそんなに大々的なフローリング掃除はできそうにない・・・
と二の足を踏んでいる方の背中を「エイヤー!」と押せるようなお話をさせていただきました。
ぜひ実践してみてくださいね!
コメント