
子供が幼稚園に通いだして、ほっとしているのも束の間。
幼稚園に入るとお友達とのトラブルも出てきますよね。
この頃の子供は、まだうまく自分の気持ちを伝えられないので、
初めてできた人間関係で、もめごとも起こります。
私は男の子3人の子育て中で、一番下の子が幼稚園です。
上の子2人も同じ幼稚園に通いました。合計でなんと9年間通っています。
今日は、私がこれまでに体験した幼稚園の友達関係の出来事をお伝えしたいと思います。
幼稚園の子供が友達関係で悩んでいたら、親はどうしたらよいのでしょうか?
目次
幼稚園の友達とのトラブル親はどうする?
自分の子供が幼稚園の友達関係で悩んでいたら、
どうしてあげるのがよいのか考えますよね。
子供のことが気になるのでいろいろ口を出してしまいがちですが、
子供は小さい心の中にたくさんため込んでいます。
幼稚園でがんばっているのに、
家に帰ってきてからもお母さんにいろいろ言われるのは辛いはずです。
ただ、話を聞いてあげるだけでよいのではないでしょうか?
そうなんだね、嫌だったね、と同調することが大切です。
そして、お母さんはいつもあなたの味方だから辛い時はいつでも言ってね。
と伝えることが大事です。
子供も人間関係に揉まれて成長していくので、見守ってあげましょう。
しかし、周りがフォローしなければならない時もあります。度の過ぎたイジメです。
担任の先生や主任の先生、相手の保護者とも話し合いが必要な場合もあります。
子供の様子をよく観察して、おかしいと思ったら相談しましょう。
私やママ友が体験した幼稚園の友達関係の悩み
お友達の顔ひっかき事件(男の子)
ある日、幼稚園の先生から、
「○○くん(息子)がA君の顔を引っ掻いてしまいました。
わざとではないのですが、遊んでいる時に嫌なことをされて
反射的に引っ掻いてしまったようです。」
と電話がかかってきました。
私は、「そうですか、すみませんでした。A君は大丈夫ですか?」
と相手のことを心配したものの、先生によると大きなケガではない様子だったので、
そのままにしていました。次に会った時に謝ろうと思っていたのです。
ところが、少したってから主任の先生から電話があり、
「すみません、相手の保護者の方に謝罪をしていただけませんか?」と言われたのです。
今までに息子も、友達に手を噛まれてがっつり歯型をつけられたり、
押されてケガをしたこともありましたが、親に謝罪されたことはありませんでした。
主任の先生が言うには、
今回は顔であることと、今後、顔を合わせることがあると思うので謝罪をされた方がよいと思いました、とのことです。
私は気が利かなかった自分が恥ずかしくなりました。
わざとじゃないにせよケガをさせたのだから謝るべきですよね。
「本来はこちらから謝罪を申し出るべきなのに、気を使わせてしまってすみません」
と主任の先生にも謝りました。
とはいっても、相手の子供は知っているけど、
お母さんとは話したこともないし連絡先も知りません。
私は、先生に相手に連絡先を教えてもらってもよいか確認してもらい、
先生を通して連絡先を聞いて謝罪の電話をしました。
相手のお母さんはとても気さくな人で、
「いいえ、全然気にしないでください。いつも仲良く遊んでもらっているし、
たいしたことないですから」と言ってくださいました。
男の子は友達にケガをさせることが多いですが、大事に至らなくてよかったと思いました。
そして、相手がたまたまいい人でしたが、
最近はモンスターペアレントといわれる親もいますよね。
今回は私自身が未熟で、先生に言われて気づきましたが、
相手に危害を加えてしまった場合はちゃんと謝罪しましょう。
※モンスターペアレントとは、理不尽で自己中心的な要求をする親のこと。
親が見ていないところで・・・(男の子)
幼稚園にお迎えに行った時のことです。
ママ友の子供が他の子にイジメられていました。
そのイジメっ子は、とても要領がよく、親の前では仲良くするのに、
親が見ていないところで意地悪をしていたのです。
幼稚園なのに、イジメがあるの!?と驚く方もいるかもしれませんが、
幼稚園でもイジメがあるのは事実です。
うちの子のクラスでもイジメられていた友達がいて、
その子のお母さんが涙を流しながら打ち明けてくれたことがありました。
先生たちとも話し合って転園する話も出ましたが、
結局その子は最後までがんばって卒園しました。
話を戻しますが、そのママ友が自分の子がいじめられているのをたまたま目撃して、
「わたしのかわいい○○君をいじめないでくれない!?」
と大きな声でイジメっ子に言い放ったのです。
私は、よく言った!と思いました。
親が口出しし過ぎるのもどうかと思いますが、
たちの悪いイジメには親が相手にはっきり言うのもありです。
バスの座席で仲間外れ(女の子)
仲間外れのトラブルは女の子に多いようです。
これは、女の子の子供がいるママ友から聞いた話です。
仲の良い3人のグループがあって、バスでいつも3人で同じ座席に座っていたのですが、
その中のひとりの気が強い女の子が、ある日突然、ママ友の子供に対して
一緒に乗りたくないと言い出したのだそうです。
急に乗りたくないと言われ、ママ友の子は落ち込んでいたので、
なんで乗りたくないのか理由を聞いてみたら?と言って理由を聞いたら、
なんと、ママ友の子供が髪を切ったのが気に食わなかったらしく、
髪型が嫌いだから一緒に乗りたくないというのです。
そんな理由で仲間外れにされるのも困りますが、
気の強い子が、好き嫌いをはっきり言って仲間外れにすることはよくあります。
ママ友は、相手の親と知り合いだったので、
そのことを伝えて、相手の子供に話してもらい解決しました。
たまたま、知り合いだったからよかったですが、
まったく知らない人だったら困りますよね。
そういう時は先生に相談して、相手の親に話してもらうとよいでしょう。
幼稚園の友達関係の悩みまとめ
- 話を聞いてあげる
- 同調する
- いつも味方だと伝える
- 見守る
- 先生に相談する
男の子
・ケガをさせる
女の子
・仲間外れ
子供には友達と仲良く遊んでほしいと願いますが、
子供にもいろいろな性格がありトラブルは起こります。
これまでは、公園などの少数人で親も交えて遊んでいたという人が多いと思いますが、
幼稚園は子供がひとりで経験する初めての人間関係の場所ですよね。
わたしは、ウェイトリーという人の詩が好きで壁に貼っているのですが、
最後にみなさんにもお伝えしたいと思います。
"いつも、子供の声に耳を傾けてあげてください"
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。