普通の主婦がちょっと家計をやりくりしたとしても、
そんなに大きな節約の成果はできないのではないかと思ってしまうものです。
ですが、なかにはとんでもない人がいるようで、
主婦としての節約だけで、マイホームを購入してしまった
ツワモノまで存在しているというから驚かされます。
今回は、主婦が節約するために持ち合わせておきたい基礎知識、
正しい節約術、節約することによってありえないほど
大金を貯めた主婦たちのリアルな姿をご紹介していきたいと思います。
目標があれば節約だって苦にならない
「節約」という言葉は、爪に火をともすようにして細々と暮らし、
決して贅沢はできず、人の持っているものやファッションを見ては、
自分には同じものを手に入れることはできないと、
ひもじく情けない気持ちになってしまうようなイメージしか湧いてきません。
でも、それは早合点かもしれませんよ。
なぜなら、節約そのものを楽しむ余裕のある人も
たくさんいらっしゃるからです。
それに、無駄遣いをしたり、贅沢三昧に生活している人も、
案外、実際の家計が火の車で、
じつは影で借金を抱えていたりすることだってあるからです。
というわけで、毎月限られた予算ではあるものの、
その中で節約をして残ったお金を貯金に回すことを
1つの「報酬系」として自分の思考回路に
刻み込んでみることが大切になってきます。
つまり、そういった意識改革によって、
節約すればするほど、苦になるどころか、幸福感を得られるようになり、
さらに節約を加速させていくことも夢ではなくなるのです。
節約の猛者?!貯金総額1000万円貯めたカリスマ主婦がいた!
1000万円という数字だけを見ていると、
絶対に無理だと思いがちですが、いえいえ、それがそうでもないのです。
というのも、ネット上でちょっと調べただけでも
1000万円を貯金した主婦の話やブログはたくさん出てきます。
それだけ1000万円を貯めている主婦は
珍しくない存在であるというわけです。
たとえば、最速で貯めた人ですと
6年程度、10年あれば、
相当な数の1000万円を貯めることに成功した人がいるようです。
とはいえ、主婦が、
パートや仕事で得られる収入には限りがあるので、
それ以外の「支出」と「臨時収入」に目を向けるというのが、
彼女たちのやり方です。
とくに、固定支出を見直すだけでも、
年間で数十万円も貯金に回すことのできるお金ができます。
また、懸賞などに応募して当たった品を
ネットオークションや不用品買い取り業者を利用して
現金化して貯金に回すという方法は、
節約主婦にとっては王道となっているようです。
日用品であるティッシュだって
2枚重ねになっていますので、それを分けて1枚ずつ使う。
そして、そもそもティッシュを使わずに
古新聞や古い電話帳を使うことで消耗品や日用品の費用を
極限まで抑える工夫をしている方もいらっしゃいました。
トイレットペーパーも、ダブルは買わず、再生紙のシングル。
こういったことを常日頃から徹底できてこそ、
「節約のカリスマ」の称号に相応しいと言えるのです。
そもそもマイホーム購入にはいくらくらい節約しないとだめなの?
さて、それではここからは、節約主婦が、
マイホーム購入のためには一体いくら貯金すればいいのか
についてお話をさせていただきます。
よっぽど潤沢に資産を保有していたり、
親や親戚からの援助が見込めるわけでもない限り、
マイホームを購入するにあたって、
ほとんどの方が住宅ローンを利用することになります。
住宅ローンを使えば、毎月々家賃のようにして
返済をしていくことができるようになりますので、
一気に大きなお金を支払う必要がなく、
その後も生活を安定させることができるメリットがあると言えます。
ですが、
購入不動産の価格を全額ローンとして組んでしまっては、
返済年数が長くなるだけでなく、
支払わなければならない利息の金額も増える結果となります。
そこで、最初にちょっとでも多く頭金として
現金で支払っておくという方も多いようです。
不動産の値段にもよりますが、300万~500万円程度あれば、
ローンの負担が若干楽になります。
そして、その300万円を主婦のやりくりして作ったお金で支払えば、
ご家族にとっては、まさに願ったり叶ったり!
家計にダメージを与えることなく、
マイホームを手に入れることができるというわけです。
決して無理はしない!今日からできる主婦向けのおすすめ節約術
突如、思い立ったが吉日とばかりに、
猛烈に節約をし始める主婦がいたりしますが、
そのやり方は決しておすすめできません。
なぜなら、三日坊主という言葉もあるように、
人間は、辛いこと・苦しいことを継続して実行していけるほど、
タフな精神力やポテンシャルを持ち合わせていないからです。
できる人はそれでも問題ないのかもしれませんが、
ちょっとでも自信がないとお感じの方は、
[marker]「無理をしない&マイペースでいこう!」[/marker]をモットーに
節約に挑戦するようにしてみてください。
たとえば、いつも甘い物をおやつに食べていた人が
急にそれをやめるとなると、かなり堪えるだけでなく、
いつしか爆発して過食になって、リバウンドしてしまう恐れがあります。
ですから、完全にやめてしまうのではなく、
たまにはご褒美ということで、
節約できた自分を甘えさせてあげる工夫が肝心となってきます。
同様に、
「買うべきものは買うけれど、不必要なものにお金を使わない!
だけど、今月はその目標が達成できたから、
貯金から家族でのレジャーや外食の費用を捻出しよう!」
などと楽しみを作ることによって、
日頃の節約のストレスが随分と軽減されるはずです。
まとめ
自分のお小遣い程度であれば、
がんばって節約して貯金しようかなと考えることはあっても、
いざマイホームであったり、1000万円もの現金という話になると、
たちまち机上の空論だと嘆き、諦めてしまいそうになるものです。
ですが、実際にマイホーム購入や1000万円貯金した主婦も、
いきなり、一年や二年で、それだけのお金を手にしたわけではありません。
長い年月をかけて、コツコツと節約を行なった努力が、
ただ当たり前のように実を結んだ結果なのです。
「継続は力なり」ということわざの意味するところのように、
節約を継続すれば、それだけ得られるものがあるのも事実です。
節約が軌道に乗ってきて、
少しずつ手元に現金が残るようになっていけば、
自然と節約生活そのものをルーティンだと感じられるに違いありません。
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