子どもが出来たら誰もが通る道である子育てと家事の両立についての悩みですが、
そもそも「こんなふうになってしまうのは私だけかしら?!」と嘆いてしまいがちですよね?
いえいえ、でもそんなことはありません。
みんな、同じような悩みに直面しているものです。
一昔前であれば、姑夫婦と同居していたり、
隣近所といった地域コミュニティのつながりが強かったので、
場合によっては、世話を焼いてくれたり、悩みを聞いてくれて、
自分のときはこうだったああだったと、アドバイスしてくれるような人もたくさんいました。
ですが、今は核家族化が普通となり、結婚してから縁もゆかりもない土地で
新生活をはじめるようなことも珍しくないので、
そもそも相談できるような知人も友人いないことが、事態をより深刻化させています。
そうして一人で思い悩んでしまったがゆえに、悲しい結末だって起こってしまうのです。
まずは、心の重荷を解いて、苦しんでいるのは自分だけではないということ、
そして決して子育てを理由に家事ができなくなることはサボりやズボラではないということ、
さらに、その悩みはやがては必ず解消できるものであるということを忘れないでください。
というわけで、今回は、
誰もが経験する子育てで家事ができないという悩み
についてお話させていただきたいと思います。
子育てのせいで家事ができないは当たり前!
はっきり申し上げますと、子育てとは1人で行なうには
あまりにも過酷なものだと言えます。
具体的には、24時間子どもと離れることもできず、
その状態にありながらも、食べて・寝て・働くといった
自分の生活を維持しなければならないことが挙げられるからです。
とくに、子どもによっては、夜泣きがひどかったり、
もともと身体が弱かったり、普通よりも手がかかる場合だってあります。
それらを一手に引き受けて、今までどおりに家事をこなせるかと言えば、
それはもうあまりにも非情の極みです。
そういった意味では、子育てはフルタイム勤務以上の精神的・肉体的負担となり得ます。
だからこそ、「できるときにやる!」でも、
「できないときにはやらなくてもいい」ということを自分に言い聞かせてあげることで、
どっちもやらなきゃならないのにどっちも中途半端でできていないといった
プレッシャーから解放される手段とすることができますよ。
子育て中におろそかになりがちな家事って?
ちなみに、子育て中についついおろそかになってしまいがちな
家事のランキングが発表されていましたので、ご紹介させていただきたいと思います。
第3位:お風呂&トイレなど水回りの掃除
どうしても子どもから離れることとなり、泣かせてしまったり、
目を離したすきに何か起こったらどうしようと気が気でないので、
徹底したお風呂掃除ができなくて困っているという声が多く寄せられていました。
第2位:洗濯物干しとベランダ掃除
こちらもお風呂掃除と同様、子どもの姿が見えなくなってしまうので、
あまり時間をかけることができないといった理由が挙げられていました。
第1位:ゴミ出し&買い物
ただでさえ、おんぶ紐や抱っこ紐で子どもの重さがあるのに、
さらにゴミ袋いっぱいのゴミを抱えてゴミ置き場まで移動したり、
日々消費する食料品や消耗品といった買い物をするのは、
あまりにも重労働だという意見が多く見られました。
子どもの重さ+生ゴミなど量が多いときのゴミ袋2つ分などを合わせると、
総重量は余裕で10kgを超えてしまいます。
そんなことを続けていれば、腰痛やギックリ腰、ヘルニアといった
持病が出てきてしまう可能性もありますので、無理は厳禁です。
同じように子育て中のママが集う掲示板やSNSに投稿してみるのもアリ!
地域社会や自治体に頼れるならそれが最もいいのかもしれませんが、
やはり最近はなかなか「ご近所」だからという理由では、
そこまで人と関係を密に持つことは期待できません。
そこでおすすめしたいのは、同じように子育てをしていて、
家事と育児の両立に悩んでいる、あるいは成功したといったママさんのための
ポータルサイトに併設された、掲示板やSNSコンテンツを利用してみるという方法です。
実名を名乗る必要もありませんので、
どこの誰か特定される心配がありませんので、みんな本音で物を言うことができます。
そういった特殊な場所だからこそ、
リアルな実状を垣間見ることができるのです。
悩みを吐き出すだけでも人は楽になれます。
もしかしたら、一人で悩んでいてもどうにもならなかったことが、
人の意見を参考にしたり、情報を共有することによって、突然解決する場合もありますよ。
頼れる子育て中の家事を助けてくれるサービスにはどんなものがある?
家事代行サービスでは、ありとあらゆる家事を引き受けてもらうことができます。
とはいえ、なかなかお金のかかる子育て中に
そういった費用を捻出するわけにもいかないのが現状でしょう。
そんなときは、まず、生協などの妊婦さんや育児中のお母さん向けの
無料宅配がうれしい「個配」やイオンなどネットスーパーを使って
買い物できるサービスからはじめてみることをおすすめします。
会員登録さえすれば、
その他送料など費用が一切かからないところもうれしいポイントです。
ほかにも、大きなものは収集&配送してくれるクリーニング屋で
洗ってもらうようにしたり、便利屋なる何でも手伝ってくれるサービスも活用して、
どうしても自分でやりきれなかった家事だけ、代行してもらうという手段としてもいいですよ!
たまにはパパの力を借りよう
子どもができて、日々お給料を稼がなければならない立場となったパパですので、
きっと毎日仕事に根を詰めすぎていたり、
残業なども引き受けることとなり、お疲れのことでしょう。
ですが、だからといって子育ても家事も
すべて人任せにしていいという言い訳をすることはできません。
休みの日くらいは、できる限り、家事や子育てに協力してもらうようにするのが、
あなたが一人で家事と子育ての両立に悩まなくても良くなるための最善の道であると言えます。
もちろん、日頃子どもとコミュニケーションを取る時間が少ないパパは、
時間があるときに子育てについては、快く引き受けてくれるはずです。
でも、子育てだけで家事は分担しないというのでは、
良い所取りだけして、あまりにもズルいと言われても致し方ありません。
それでも家事分担に積極的になってもらうことが期待できないようでしたら、
そんなパパには「私、家事やりません」宣言をして、できない家事はしない
といった強硬手段を取り、様子を見てみる方法も何かしら
家事分担に良い影響を期待することができるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
子育て中も今まで同様に家事をすべてこなしているといった
スーパーウーマンもいらっしゃるかもしれませんが、それでも、
子どもが立て続けに生まれたり、双子ちゃんが生まれたりしようものなら、
同時に2人の子どもに目を配りながらの家事遂行となり、
もうそうなったら、聖徳太子でも、千手観音でも無理があると言えます。
「だから私はだめなんだ」
「あの人はちゃんと家事も子育てもこなしていると言っていた」
など、人と比べたり、自分を卑下することは何の解決にもならないだけでなく、
あなたを心身ともに追い詰めてしまい、百害あって一利もありません。
したがって、
「できることをできるだけやる、後は野となれ山となれ!」
といった気持ちでいることが大切です。
確かに、今は辛い思いをなさっているでしょうが、
いつか「あのとき大変だったな」と思い出になるような、
家事&子育てとなりますので、
もう少しの間、自分なりにガス抜きしながら、
無理を通さずに、やれることだけやってみてくださいね。
以上、みんな一緒!誰もが経験する子育てで家事ができないという悩みについてのお話でした。
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