毎月25日がお給料日である人が多いかと思いますが、
どうしてもローンの支払いや納税をしたり、銀行口座に振替をすれば、
手元に残るお金はほとんどなくなってしまうことも珍しくありません。
そんな金欠に陥ってしまいがちな月末だからこそ、節約レシピを作って、
お財布の中身をなるべく多く残しておきたいものですよね?
今回は、
月末にできる食費の節約のやり方やおすすめのレシピについて、
ご紹介させていただきたいと思います。
月末に習慣としたい?!冷蔵庫の残りチェック!
月末になって、買い出しに行くにも、予算が少なすぎて困ってしまうなら、
まずは冷蔵庫の中に何が残っているのか点検するクセをつけると良いです。
案外、残り物を使えば、もう1品か2品買い足すだけで、
立派な料理に仕上げることができるからです。
とくに、冷凍してあるお肉や魚はないか、
またメインにはなりそうにもない納豆やお漬物、
キムチといったものがあれば、シメたものです。
そのまま豚キムチを作ることもできますし、卵を使えば、
納豆オムレツや魚のピカタ、チャンプルーにすることも可能です。
とくに、混ぜて炒めるような調理法の料理は、丼にすれば、
ボリューム感があって、少量でもお腹いっぱい大満足できると言えます。
毎月月末だけレシピを固定してしまうと悩まなくていい!
いつも、月末になってから、何を作ればいいものやらと悩んでしまうのであれば、
そんなもったいない時間の使い方はすぐにやめることがおすすめです。
でも一体どうやってその悩みから抜け出せばいいの?
とお思いでしたら、その答えを伝授いたします。
それは、「月末はレシピを固定してしまう」。
たったそれだけで、今までの悩みが嘘のようになくなります。
たとえば、月末の一週間は、
月曜日は野菜炒め・火曜日はカレー・水曜日は焼きそば・木曜日はお好み焼き・
金曜日はフライもの(フライデー)・土曜日は鍋にして、残りのスープを残しておき、
日曜日もそこに材料を入れて最後は雑炊にするといった感じです。
そうすると、献立を意識した買い物の習慣ができ
食費の予算の目安とすることができます。
もしも、カレーを作るときに牛肉がなかったなら、代わりに豆腐や大豆、
安い鶏胸肉を使うといった機転を利かせることも、節約レシピには大切な工夫だと言えます。
旬ではない野菜を賢く入手&利用すれば節約レシピは意外と簡単!
スーパーは、その季節においしくなる旬の野菜は
安くしなくても売れるので、比較的高めの値段で販売しています。
一方で、旬ではない野菜は味が落ちてしまったり、
そもそも需要が少なくなってしまいますので、
旬のものよりもリーズナブルな値段で売っているのです。
そこに目をつけて、買い物をすれば節約レシピが簡単にできてしまいます。
たとえば、冬野菜である大根は夏になるとみずみずしさが落ちたり、
ひょろひょろとやせ細ってしまうので、人気がありません。
売れ残ってしまったものは、おつとめ品としてさらに割引されることも期待できます。
大根があれば、煮物もできますし、
そのまま短冊切りにして冷やして食べてもおいしいですし、
大根おろしにして玉子焼きなどの付け合わせにもできます。
煮物にしておけば、冷蔵庫保存できますし、余ってしまっても冷凍しておけば、
1ヶ月程度であれば、そのままお味噌汁の具材としてお召し上がりいただけるのでおすすめです。
七変化させれば毎日でも飽きない!しかもお金がかからない?!
月末の一週間のレシピにもあった「カレー」だけでなく
「肉じゃが」なども七変化するレシピだと言えます。
たとえば、1日目には肉じゃがとして、
2日目にはカレールーを溶かしてカレーライス、その後にカレーうどん・そば、
3日目にはカレーチャーハンやカレーピラフ、
4日目には、カレーコロッケ・カレートースト、
5日目にはカレー鍋、6日目にはカレー雑炊・ドリアとすれば、
一週間近く肉じゃが&カレーだけで七変化させることができます。
もちろん、毎日火入れして、冷めたら冷蔵庫保存させる必要があります。
そして、量が減ったり、濃くなってしまったときには、
牛乳やコンソメスープの素を溶かした水などを適宜足しておきましょう。
月末におすすめの節約レシピ3選
私が月末におすすめしたいオリジナル節約レシピは、
①キャベレツ、②豆腐ハンバーグ、③ツナ缶ややきとりの缶詰を使ったまぜごはんです。
①は、キャベツのオムレツを略したオリジナルネーミングです。
キャベツは栄養価が高いのに値段は安く、
しっかり咀嚼して食べれば満腹感を得ることもできます。
②は、豆腐が安くなっているときに買い溜めしておき、
冷凍させておいたものを使えば、あらかじめ水抜きしなくても成型が簡単です。
つなぎにパン粉ではなく千切った食パンや、
少量の安い鶏ミンチなどを使うとカサ増しもできます。
③は、そのままですが、炊きたての白ごはんに、
ツナ缶ややきとりの缶詰を汁ごとすべて入れてしまい、
お好みで揚げ玉(天かす)やわかめや炒り卵を合わせます。
あとは、ゴマ油を適量回し入れたら、
しゃもじでサクッと混ぜるだけで出来上がりです。
今コンビニで人気が高いおにぎりのほとんどが、
この手の混ぜごはんをただ握ってあるだけなのです。
まとめ
月末だから粗末でひもじい食事をしなければならないかといえば、
そんなことはありません。
アレンジと工夫次第で、
いくらでもお金をかけずに、おいしいレシピが作れるからです。
もちろん、同じ食材でも産地やブランドであるかどうか
などの違いによっても、お値段が随分違います。
背に腹は変えられませんので、飢えてしまうくらいなら
外国産のものを選ぶことも必要悪なのかもしれません。
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